フィンランド教育の失敗・詰め込み教育について

Youtubeでおすすめに出てきたので、「フィンランド教育の失敗:日本の詰め込み教育はそこまで悪いのか?」という動画を見ました。

2003年のPISAの学力調査でフィンランドが好成績を出したのをきっかけに、2010年台には日本でもフィンランド式教育はかなりもてはやされていたという前提があります。

フィンランド教育の目玉は「生徒主体」の教育です。毎日の授業で何をするかを生徒自身で決めるというものです。「それで本当に高い学力が得られるのであれば、そんなに素晴らしいことはない」と、多くの人が注目していました。

しかし、2020年台にはフィンランドの学力は凋落しており、行き過ぎた生徒主体は良い結果をもたらさないのでは、と見直しがされてきています。

塾と学校ではまた状況が違いますが、私の実感としても、やはりある程度のリーダーシップを教師が持ち、歩むべき道を示すのが望ましいと思っています。

フィンランド教育の正反対に位置するのがいわゆる日本の「詰め込み教育」です。

「考えるな、量をこなして覚えろ」というスタイルの教育です。これもまた、やりすぎはよくないでしょう。

生徒側に「やらされている」という意識がついてしまうと、なかなか成果が出づらくなってしまいます。

どんな武器も、教師がしっかりと目の前の生徒を見定めて、上手に使い分けてこそ活きてくるというものです。

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