最近、英検準一級を目指している個別指導の生徒(高1)にいろいろと面白い課題を出しています。
そのうちの一つ、「映画を使った英語学習」を以前ご紹介しました。
今回は、もう一つの課題、「趣味に関する記事の多読」をご紹介します。
その子はK-POP(特にSeventeenとBTS)が好きとのことです。
人間、好きなものに対する情熱はすごいので、それを勉強に役立ててみようという試みです。
K-POPアイドルは英語圏でも人気が高いので、英語のインタビュー記事はネット上にたくさん見つかります。それをコピーして渡してあげると、一週間でA4の記事を20ページ以上も読んできてくれました。
やはり、興味のある内容だと面白くて一気に読めますし、継続しやすいですよね。
この勉強法の何がいいかというと、背景知識がすでにあるので、英語が完璧に分からなくても何を言っているかはだいたいわかるということです。
少し専門的なお話になりますが、英語多読で読む対象として理想的なものは、
「compelling and comprehensible input」であると言われています。
「面白くて、理解可能」であるべきということです。
そのような題材として、このような趣味にまつわる記事というのはピッタリだと思っています。
別の生徒では、ギター周りの道具(特にエフェクター)に興味があるという子もいます。その子にはエフェクター関連の記事や、私がChatGPTにエフェクターについて英語で質問した会話文などを渡してみました。
私もいろいろと新しい知識が得られて楽しいですし、生徒たちも喜んで取り組んでくれます。
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